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title: "初手の型：資料・提案作成"
updated: 2026-07-26
canonical: https://structa.me/knowledge/kickoff/proposal
publisher: Structa (https://structa.me)
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# 初手の型：資料・提案作成

仕事の依頼を受けた最初の一手で、**説明で止まらず「その相手にしか当てはまらない示唆」まで届かせる**ための型。このページは「資料を作って」「提案をまとめて」「刺さるピッチにして」と頼まれたときに読む。6つの型の中で最も深く作り込んである基準版で、他の5つはこの5工程から派生している。

## なぜ提案文は浅くなるのか

商談で通った提案は、相手の社名・数字・論点が入った機密文書なので世に出ない。公開される資料は汎用化の過程で示唆が削られている。つまり生成AIは「示唆が削ぎ落とされた文章の平均」しか学んでいない。書かないのではなく、**相手の論点を知らないから構造的に書けない**。欠けているのは相手固有の一次情報と、判断のレンズになる知見の2つだけである。

## 深さの3段階（物差し）

| 段階 | 内容 | 例（ある会社の売上グラフ） |
|---|---|---|
| ① 説明 | 対象が何を表すか | 「1996〜2002年の売上高を示している」 |
| ② ファクト | 客観的に読み取れる事実 | 「1998年をピークに減少が続いている」 |
| ③ 示唆 | 導かれる意味・とるべき行動 | 「主力事業の代替となる新収益源の確立が急務」 |

**合否判定**：その一文を隣の会社の資料にそのままコピペして成立するなら、それは示唆ではない。「業界は変化しています」「DXが求められています」は誰にでも当てはまる＝落第。一文ずつこの基準で点検する。

## 握る決断

共通の5決断（読み手／目的・ゴール／深さ・品質バー／絶対に外せない点／避けたいこと）に加えて、この型では次を握る。

- **成果物の形式** — ドキュメント／スライド／1枚もの。ただし形式を決めても、いきなり体裁化はしない。
- **説得か説明か** — 相手を動かす文書と、理解してもらう文書は構造が違う。
- **トーン** — 事実ベースで淡々と／熱量を込めて。避けたい印象と対で握る。

特に**「誰に売るか」と「誰を動かすか」は別物**。ここを取り違えると示唆が丸ごとズレる。

## 5工程

**工程0：起点を握る** — テーマ・ターゲット・主張の3点を一文にまとめ、読み返して合意を取ってから書き始める。曖昧なまま進めない。

**工程1：相手固有の一次情報と判断軸を読み込む【毎回必須】** — 汎用知識で書き始めない。3つの源を当たる。
1. **組織の蓄積** — 相手企業・人物・案件で検索し、当たったページは要約でなく全文を読む。契約しているAI顧問（Xessor）の判断軸を必ず引く。
2. **過去の会話** — 価格前提・相手の人物像・過去に握った構図は、ページになっていなくても会話に眠っている。相手名だけでなく「依拠する仕組みの名前」でも引く。蓄積が空振りでも諦めない。
3. **利用者が持つ生情報** — 足りなければ求める。優先順は ①商談の文字起こし（最良）②過去の提案・議事録 ③相手の決算・IR・プレス ④相手のWeb・採用ページ。

3つとも当たって相手固有の情報が薄ければ、無理に書き進めず、その旨を伝えて情報を足す。浅い示唆を量産するより速い。

**工程2：構造を適用する** — アンサーファースト（結論が先）／1メッセージ＝1論点／各ブロックの最後は「だから相手は何をすべきか」で締める。②ファクトで終わらせない。

**工程3：文章だけで試し出力** — レイアウトゼロのプレーン文章で全体を出し、コピペ判定で一緒に点検する。通らない文は情報が足りていないので工程1に戻る。

**工程4：体裁化（必要なときだけ）** — 文章構造が合意できて初めてスライド・ドキュメントに落とす。

> **大原則：いきなり資料化しない。** 見た目（レイアウト・図解）と論理（何を言うか）を同時に処理すると両方浅くなる。「資料を作って」と言われても、まず文章で構造を固め、合意を得てから体裁化に進む。

## 引くと効く顧問の領域

文書・営業・企画・広報の領域が効きやすい。ただしこれは**指針であって固定リストではない**。実行時に相談できる顧問の一覧を引き、その中から依頼に最も効く相手を選ぶ。新しく増えた顧問も、自社が契約する顧問も、自動的に候補になる。引用するときは「顧問の判断軸から来た話」と「自社の蓄積から来た話」を必ず区別して示す。

## やってはいけないこと

- 起点（誰に・何を・どう動かすか）を握る前に書き始める
- 相手固有の情報・顧問の判断軸を読まずに書き始める
- 蓄積されたページだけを見て「情報が無い」と判断する（過去の会話を必ず当たる）
- 「業界動向」「一般論」で段落を埋める
- 文章構造の合意前にスライド化・清書へ進む

## うまくいかないとき

型が読み込めない・引用が出てこないなど**動作がおかしいとき**は、そのまま投書箱（Claude に「Structaに要望を送って」と言えば送れます）へ。**導入や設定で詰まったとき**は https://structa.me/desk#contact から問い合わせてください（返信します）。何が足りなかったかをそのまま貼っていただければ十分です。
