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title: "初手の型：分析"
updated: 2026-07-26
canonical: https://structa.me/knowledge/kickoff/analysis
publisher: Structa (https://structa.me)
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# 初手の型：分析

「分析して」「なぜこうなった」「要因を出して」「この数字を見て」と頼まれたときに読む型。分析は**手法の精緻さではなく、答えるべき問いが定まっているかで価値が決まる**。

## 握る決断

共通の5決断（読み手／目的・ゴール／深さ・品質バー／絶対に外せない点／避けたいこと）に加えて、この型では次を握る。

- **分析の問い** — 何を答える分析か。「売上を分析して」は問いではない。「先月の落ち込みが季節要因か構造要因かを判定する」が問い。
- **必要な粒度** — どこまで分解すれば判断できるか。分解しすぎると読めなくなる。
- **前提データの所在** — どの数字を正とするか。ここを先に確定しないと、分析の途中で土台が入れ替わる。

## 深さの工程（このカテゴリー版）

基準版（資料・提案作成）の5工程のうち、**工程1で「前提データの所在」を先に確定する**のがこの型の勘所。

1. **起点を握る** — 分析の問いを一文にして合意を取る。
2. **前提データを確定する【主役】** — どの数字を、いつ時点の、どの定義で使うか。自社の蓄積に過去の定義や集計ルールが残っていれば必ず引く（定義がずれた分析は、正しく計算しても間違う）。
3. **構造に落とす** — 事実 → 要因の候補 → 各候補が正しい場合に観測されるはずのこと、の順で書く。
4. **示唆で締める** — 「だから何をすべきか」まで必ず書く。要因の列挙で終わらせない。
5. **体裁化は合意の後** — グラフや表は、問いへの答えが定まってから作る。

**合否判定**：その示唆を、同じ業界の別の会社の数字に貼っても成立するなら、それは示唆ではない。

## 引くと効く顧問の領域

KPI・財務・経理の領域が効きやすい。これは指針であって固定リストではない。実行時に相談できる顧問の一覧から、依頼に最も効く相手を選ぶ。引用するときは「顧問の判断軸から来た話」と「自社の蓄積から来た話」を必ず区別して示す。

## やってはいけないこと

- 問いを立てずに数字を切り刻む
- データの定義・時点を確認せずに比較する
- 相関を因果として書く
- 要因を並べて終える（③示唆まで届かせる）
- 都合の良い切り口だけを示す（反証になる切り口も一度は当てる）

## うまくいかないとき

型が読み込めない・引用が出てこないなど**動作がおかしいとき**は、そのまま投書箱（Claude に「Structaに要望を送って」と言えば送れます）へ。**導入や設定で詰まったとき**は https://structa.me/desk#contact から問い合わせてください（返信します）。
